もののけ姫

もののけ姫

もののけ姫」は、某が知りえる限りの中でも最高級であり、稀に見る傑作の1つである。ジブリ作品中では、”最高”である(”最高級”では無い!)、と断言できる。

格付け

因みにジブリ限定で格付けすると

  1. もののけ
  2. ナウシカ
  3. (ラピュタ)
  4. ( (トトロ) )

但し2位と3位の間には決定的∧絶対的∧神聖不可侵な壁あり。また4位以下無し。

初見

これを最初に知ったきっかけは確か、この前作・・・なんだったか忘却したが、とりあえずそれが地上波で放映されていたのを見ていて(だったと思う・・・)、最後のEDで「もののけ姫」なる次回作を製作中だという一報を知った。

その当時は特に感じるものも無く、そうなのか、早くみたいな、程度にしか思っていなかった。まあ、情報があまりに少なかったので、当然といえば当然であるが・・・寧ろ、CMで流れる”でいだらぼっち”に非常な嫌悪感を感じ、あまり好印象ではなかった。


が、そんなある時、適「もののけ姫」を、映画館で見る機会が生じた。

見る前は、はっきり言ってあまり乗り気ではなかった。何せそこには人が多く、個人的にそのような場所は落ち着かず、衆人環視的で嫌いだったからだ(まあ、今もですが・・・)。それでも時間があり、暇だったので見ることにしたのだ。


が、観て死んだ!!!何だあのしょっぱなからの強烈印象場面!!!早速タタリ神暴走!この、気持ち悪いと言うより、摩訶不思議な黒い物体、何だ!!?タタリ神?とにかく強烈だった・・・

その上流石映画館!!!迫力が全っ然違う!!!大画面に大音量に大反響!!!鳥肌立つこと必至!!!まさに劇場と感情が同調したように感じた。


全部見終えた後の感動は、ああ、もう忘れたが、もう1度見た!!と思ったのは覚えている!!!まあそんな風に映画館で観たから今でも印象が強いと言うのもあるが、やはりこれは一芸術として、一主張として、ここまで感動できるものは、依然として稀である。

魅力

某がそこまで好きな理由、それは、やはりこれでしょう!


シシ神!!!


ああ、神よ・・・うむ。まさしくそれは神である。神聖不可侵絶対にして万能完璧。あるときは創造するものとして、あるときは破滅させるものとしてあらゆる生命を生殺与奪することができる、全てを超越した唯一無二の存在・・・


先ずそもそも、あの容姿、インパクト強すぎである!!!

最初に出てくるシーン:ちょうど負傷者2人を連れてシシ神の森に侵入、適シシ神と遭遇するシーンも、何だあの角は!!!アシタカの手傷と呼応している時点で、絶対何か中枢的な存在であることを最初に思わせその存在に関心を持たせておいて、後、何とかサンにシシ神の棲家まで運んで貰った瀕死状態のアシタカの元に、夜から昼の姿に戻った後無音で、足元だけ映るシーン。


その時のあの、植物が爆発的に成長しだし、瞬間的に枯れだす、まさに”神”の演出を見たとき、鳥肌が立った・・・

その容姿は天国の使者か、地獄の門番か・・・その圧倒的異形にして不可思議さが、全ての視線を集中させる・・・

そして、”それ”の顔面が映ったとき。ああ、全身鳥肌である・・・外見は非常に普通の獣的様相である。しかし”それ”の顔は・・・ヒトに似ている


・・・禁忌の獣・・・獣の皮を着た、神・・・


昼間は獣の皮を着ているが、夜間はそれを脱ぎ捨て、露出した”生命”で構成された超巨大生物、まさに”この世のもではない何か”として、森を守護している神・・・(すいません!殆ど推測で語ってます・・・)


某が理想とする絶対に、何だか限りなく近い存在な気がして、しょうがない・・・

自然VS人

近年判明したことがある。何故ここまでこの「もののけ」と「ナウシカ」を崇拝するのか・・・と言うことである。まあそれを機にじっくり考えていたのだ。

結論から言うと、”自然VS人”と言う構図が浮かび上がってきた。例えば「もののけ」。うっそうと茂り、巨木が林立している森に代表される大自然。そしてその巨大な獣達が、自然の驚異・過酷さを表現し、絶対的にして、一種の聖域的雰囲気を放っている。未来永劫営み続けられるだろうその大自然のメカニズムに、ただただ圧倒されることばかり・・・特にそれを顕著にさせるもの、それはやはり”シシ神”と言う存在。これにより一層の神聖さが増す。自然=神聖=シシ神といても過言でない。

それに対し人であるが、ああ、しょっぱなから無益な戦のシーンがあるように、全く以って人という生物は、馬鹿で愚かで自分勝手で矮小で・・・欲望の存在である。これは、自然が"シシ神"なら、こちらは”エボシ”に代表されるだろう。彼女は、まさに、人の”欲望”を顕著に反映させているキャラである。人類=欲望=エボシといっても過言でない設定ではないか?


そんな自然と人が、全編通してとにかく只管激突する。そんな中、特に後半、遂に貪欲の人類として、この物語を代表するエボシ率いる殺神部隊が動く。獣達も必死になってその圧倒的自然の驚異を見せ付けながらも苦戦してそれを阻止しようとする。が、当の張本人たるシシ神唯独り、全く何ら不変の日常通りのを送っている・・・。そしてその日も、モロとオッコト主の生命を食って、いざ夜の巡回を・・・

そして運命の時・・・貪欲∧矮小な人類に、神聖不可侵絶対にして完璧な神が、敗れる・・・ああ!この矛盾!ギャップ!!何だか本当に不思議な、悔しい気分である。何で?どうしてそんなことに・・・が、これが逆に興奮させる!ああ、たまりませんなあ!この矛盾!つまり、”絶対”が矮小貪欲愚劣なる人類によって、絶対でも何でも無くなってしまったのである!

が、シシ神は頭を取られても生存?していた!今までの無感情的、第三者的見地で全てを見通していたあの完璧な”神”が、一気に感情的に暴走しだす・・・神の暴走・・・恐らく最強の、神災・・・。生前はしっかり遠隔でも生殺与奪能力を有していた。が、死後、この能力は完全に喪失。”内部”に触れたもののみを問答無用で消滅させる・・・本能的ともいえるほど無秩序な殺傷・・・。

ああああ!!!死ぬ〜〜〜っ!やばすぎますね!!!その圧倒的というか一方的過ぎる展開に圧巻!!!

主人公

そうそう。その点「ナウシカ」も、結構類似点が多いことに気付く。自然=腐海とか王蟲など。人(人工)=帝国、巨神兵などであり、やはりこれも人類の自然破壊?により自然の圧倒的脅威を見せつけられながら、人類はそれに対抗する・・・という、自然VS人の構図となる!!!う〜む。永遠の宿命って感じですな!この構図。


が、共通するのはそれだけではない。これは微妙に驚愕したのだが、双方主人公が積極的中立(親自然=親人)若しくは親自然中立(親自然>親人)であり、中立的立場が多いのである。まあナウシカは多少親自然派には近く、自分では自然界超巨大生物達と仲良くなっていけることを大前提に、中立的立場を取っているように見える。まあ実際彼女のみカリスマ的な存在であった。それに対し「もののけ」アシタカは、カリスマ、ではないとは思うが、とにかく皆に只管積極的に中立的見地から理想を提案し続ける。

って言うか、微妙に衣装も似てるし・・・あの三角頭巾・・・

人工

う〜む。以上の理由で、双方好きらしい。が、では、意外に周辺ではジブリ最高傑作と評価されているようである「ラピュタ」は何故微妙なのか・・・しかも1,2位と大きな隔たりがあるのは何故か・・・。うむ。以上のように自分で整理することによって、この疑問も即解消された。「ラピュタ」これは、自然が全く不出である。確かに物語とか、キャラクターとか、環境設定とかそこまで問題があるわけではないと思う。ゴリアテもかっこいいし、遺産ロボも、あれは個人的にかなり好印象である(ああ、が、幼少時初めて見たとき怖すぎて見れなかった・・・だから見始めるのも出遅れました)。が、やはり自然が出ない・・・自然の圧倒的、一方的とも言える脅威・凄さが、ぜ〜ん然、ない!古代超技術遺産を見つけてあーだこーだ言っているだけで、人間が作り上げた、人工の世界の中で完結してしまっており、何か物足りない。閉塞感がある。何も感動共感すべき場所が見当たらない・・・本当にただ、ちょっとかっこいいや、程度でしか見ることができない・・・(ぼろくそに言って、すいません!!!あくまで私的意見なので・・・)

これはどのように観るのがいいか、どこが見所か、とか、何かご助言ありましたら、是非コメントください!

でまあ、「紅の豚」も、大体上記理由により、あまり感動できなかった・・・まあそれに関しては、雰囲気からなじめなかったですが・・・(明るすぎますよ!)



話は戻って・・・

見所1(人語喋る獣)

獣と人が対等な存在として扱われている。大抵は前者が後者の下に格付けされていることが多い。しゃべるなんて以ての外?まさに”森”つまり自然という、人と相対する存在の強大さがうかがえる。

見所2(忍者?)

ジゴ坊率いる”じばしり”なる組織?存在。なんか忍者的でカッコよろしいですねえ!特殊部隊!!!

見所3(頻出する無風”風”)

特に初期の、タタラ場で夜、男達にもてなしを受けているアシタカの回想や、エボシの秘密の場所での憤り場面等々・・・

なんかその圧倒的雰囲気を感じます・・・

見所4(サンとエボシの決闘前後)

呪いの右腕発動!腹部貫通が尚生存!!!30人がかりの門を単独で開門!!!

嗚呼。アシタカ、神化せり!!!

見所5(ナドナドなど)

書ききれません!!!

聞所

サントラ買うべし!!!ED 「33 アシタカせっ記 エンディング」 のために買ったし!!!

ギルティギア

う〜む。これを初めてさせてもらったのが、ああ、つい最近。formula氏に、彼の友達から借りていたものを適箱に持ってきていたので、させてもらったのだ。ああ、PS2ね。この類の、所謂”格ゲー”は、初である・・・といっておく。


で、感想・・・!!!って言うか先ずこれは言わせてください!!!

ああ、綺麗過ぎます!!!まさかここまで麗美とは・・・主人公的2人?はカッコよろしすぎるし!(ああ、ていうかその2人しか見てないが・・・まあでも全キャラ意匠よさそうだから、いいか)。故に、私的に購入することも検討している今日この頃であります・・・(マグナカルタといい、明らかに外見だけで判断している、某であった・・・)


で、感想・・・!!!むずっ!運指がうまくいかん!コマンド自体なんだか複雑!!しかしこれは学習というよりは体得感が強いので、相当同じキャラを何度も慣れていって、それから拡張していくと何とかなりそうである。

まあ、うちにはPS2がないので、箱に特訓しに行くことになるが・・・

すりおろし器

!!!おお!すばらしい!!!

なんか知らんが食器棚の奥の方から、未使用すりおろし器が!!!ああ、これ、確かにこの機能のみでは流石に使えん。が、スライサー?機能もついているやつ。まあということは、入学時からあったのだろう。が、某がその存在を知らずに、ああ、玉葱人参馬鈴薯胡瓜・・・を、頑張って包丁片手に頑張っていたのか・・・かなり悔しい・・・何せ、スライサー機能を使用すると、ああ、ただ薄切りにしたい対象を前後に動かすだけ!で、あっという間に目的完結してしまう・・・

無駄に過ごしてしまった時間を、返せ!!!

まあどうせ親なりが買ってきていて、放置されていたのだろ。にしても、今ごろかよ!!!という念が強い。が、まあこのまま不発見状態よりはましか。

これでうちに1つ、現代科学?の産物??の恩恵???を賜れることとなった!!!何せ、発見した時の感動は、今でも微妙に忘れません!!!是非今後活用していこう!!!

狂喜乱舞

ぬはっ!ぬはぬはっ!!!ぬはぬはぬはh八はははあははhhっははっははっっ!!!