シルクロード

嗚呼かんせい

うう〜む。艦政の完成は、難しい!!!

新シルクロード〜第1集 楼蘭 四千年の眠り

うう、結局第1集を拝見してしまった。

楼蘭

楼蘭タクラマカン砂漠の上下のシルクロード”西域南道”と”天山南路”の東側の交点に、本当にぴったり位置している。だからだろうか、


楼蘭を制するものは、シルクロードを制する」


と言われるくらい重要な地点であったそうだ。

しかしそこは、稲妻のように現れ、蜃気楼のように消えていった・・・

小河墓遺跡

「千の棺が眠る墓」(だったような…)・・・小河墓遺跡。楼蘭の西?100km?あたりに位置している、うう、もう明らかに砂漠の真っ只中である!!!どこを見ても地平線や風景は不変。只管砂山が存在するのみ。


発掘調査隊がそこを調査する前は、周りに比べて多少高い砂山であり、そのてっぺん周辺には、何やら枯れ、乾燥しきった木の柱?のようなものが林立していた。

恐らく事前説明が無いと、ただの砂漠の一部として見逃してしまいそうな感じであった。

大自然の恐畏?驚異!

‐蜃気楼
ここはどうも蜃気楼が多いらしい。そして昔、シルクロードの時代には「蜃気楼の悪魔」(だったような…)と呼ばれ、嫌われていたようである。

にしても、この撮影にも早速その風景があったが、ああ、あれは本当に間違えそうになるほど判別しにくいかもしれない。何も無い地平線に、大地が真っ二つに分かれ、向こう側の切り立ったがけの側面が見えているように感じた。まさに方向感覚を失わせる要因だっただろう。


‐岩
そうそう、方向感覚を忘れさせる要因として、後紹介されていたのは、そう。一体、何百年、何千年の時を経て今の、その土地特有?の「魔鬼城」あるいは「龍城」と呼ばれる地形で、地面に何メートルあろうかという超巨大な”こぶ”が、ああ、見渡す限り群生している!!!これがまさに方向感覚をなくさせ、立ち往生させる要因となるのだ。


故に、今でさえ衛星による位置把握が必要とされるようだ。


‐極寒〜酷暑
にしても終始気になったことは、ここは砂漠である。絶対暑いに決まっている。が、皆かなり厚着で、寒いのか?と思ってしまった。

確かにどうもこの、1月とかは寒いようで、主に夜だろうが、寒い時は氷点下42度(24度?だったかも…)という極寒になる!!!しかもこのときの撮影を見ていると、何とあの乾燥しきった砂漠の、ほんの少ない水分がその寒さのために、”霜”という形で表出していた!!!さすがである。

ていうか、この時はどうも10年に1度といわれている降雪が撮影されていた!!!砂漠に雪・・・


自然界に、不可能な組み合わせは無いのだ!!!


‐胡楊(こよう…うう、漢字忘れた!!!)
この話中、頻出した単語、それがこの木。この周辺一体にこの倒木やらが横たわり、また小河墓遺跡の文明の人たちもかなり多用していたようである。

にしてもこの木、3千年生きるようだ。


「生きて千年、立ち枯れて千年。そして、倒れて千年・・・」


うう!!!この言葉はいい!!!ということで、何となく載せました。

遺跡〜ミイラ
  • ミイラⅠ

発掘作業開始である・・・まさに発掘である。遺跡の上に溜まった、砂山にしか見えない全ての砂を除去。先ずそれから始めないと何も出来ない!!!これは大変だなあと心底思った。というか、できるのか???とさえ思った。

砂除去を進めていくとどうも、林立している柱には何種類かあり、赤に塗られているものや、先端が平べったく櫂のようになっているものがあり、事前調査では前者の下には必ず女性のミイラが、後者には男性が埋葬されていたんだそうだ。故にこの隊長曰く、前者は男性性器を、後者は女性性器を象徴している、と考えているそうだ。


!!!来ましたねえ!!!ミイラの棺か!!?

それは、牛の毛皮で全体が覆われ、まさに舟をひっくり返したような形状の木材群であった!!!


隊長は牛の毛皮を見た時

「牧畜をしていたのだろう」

と言った。おお!!!確かに!!!本当に何気なく聞いていたので全然気付かなかった!!!さすが考古学に深い知識を持っているだけに、目の付けどころが違います!!!ああ、さすが!!!プロだなあと感心した!!!


血がまだ滴っている状態でどうやらこの"舟"の上に被せたらしい。血糊となり、毛皮を剥がすのに苦労していた。

慎重に刷毛を使って、内部に砂が侵入しないように細心の注意を払いながら、外へ外へ向けて払っていく。

やっと船底板をどけてみる…!!!


服を着ており、肌という肌に、どうやら防腐剤と思しき肌色?白色?象牙色?のものが塗られていた。特に顔は厚く塗られている。故に、たの番組とかで見るような感じではなく、何かマスクをかぶっているように感じた。お陰でどうやら保存状態はかなり良好らしい。

ということで、やはりミイラだった!!!女性、だそうだ。

にしても、その当時から防腐技術があったことを物語っている。

また、腰の辺りに小袋があり、その中身は麦であった。どうもこれより、”かん”(漢字わからん…)の時代より千年以上前の文明の可能性もあるらしい…

「史上最古の麦の可能性もある」

とか言っていた!!?


う〜む。またしても気が付かなかった…麦があるということは、つまり農業も行われていたということ。某は何気なく見ていたが、ああ、言われればそうだ!!!さすが隊長!!!経験が違いますね!!!



作業は継続・・・

  • ミイラⅡ

!!!どうやら放映された中では2体目めとなるミイラ発見!!!今回はどうも20代の女性で、うむ。これは発掘隊の皆が口をそろえてとっさに言ってしまっていたが、

綺麗である!!!


まつげが以上に長い。眼窩が深い。鼻が高い。・・・何かこの時点で、まさか!??と思ったのだが・・・まさかねぇ〜。



更に作業は継続・・・

  • ミイラⅢ

どうも4月に調査期間が終了せねばいかんらしく、ああ、昼、砂嵐のせいで何も出来なかった分、夜にしようということになった。ああ、あかりは照明に頼るのみ。かなり寒そうである。

そんな中、砂除去を必死にしていて、隊長があることに気付く。それは、砂中に胡楊の葉がかなり大量い混じっている、ということだ。


昼の映像になり、かなり砂が除去されていることがわかる・・・おお!!!何だこれは!!!


これは凄い!!!なんと、柱の下のほうは、倒れないように?多少周辺の砂を残しているようだが、そこを見ると、砂と葉の堆積層が、只管交互に積み重なっているではないか!!!ここまではっきり層が見えるとは…微驚である!

さすがにこれには時代の流れを感じずに入られなかった!!!


!!!おお、今度はかなり今までとは明らかに違う柱や、装飾の数々(ああ、その詳細は聞かないでくれ〜!忘れた…)が施された、やはり女性のミイラだ。しかもかなり高齢でいらっしゃるようだ。

その中で、どうも青銅の装飾が見つかった。

これは現地では取れない。つまり、シルクロードによって、異文化から取り入れたものでは無いか、だそうだ。


これは、女王か?長老か?にしても女優位のとこだなあ、と個人的に思いながら見ていると、結局身分は言及されなかった気がする…まあ、明らかに他の者とは違い、身分は当然かなり上位の方であったことは確かだろう。

色彩

ああ、たまに挿入されるあの空の変化、かなり幻想的で綺麗だった!!!あまりに良かったので、上記”自然のきょうい?!”とは独立させて記録した!!!

というか、まさにこんな粋な演出をするカメラマンその他スタッフが、憎らしいですなあ!!!


まず、!!!真っ緑!!!である。これはいきなりインパクトがあった!!!おお〜凄ぇ〜〜〜!!!緑色の空なんて、そう見れないので微驚愕である。綺麗だ…

次は赤!!!何か、夕焼けとは違う、真っ赤ではないが、それくらいの赤さを帯びていた。綺麗だ…


で、”白”!!!ああ、この明るい白は、爽快感がある!!!綺麗だ…


そして最後は黒…ああ、いいですねえ!!!暗い、ではなくて、黒い。綺麗だ…


今思うと、どうも常態である”青”の印象が皆無である!!!普通は青空が映っていたのだろう。が、何か記憶が無い。


この番組とは無関係だが、まあ空の色とくれば、個人的に”紫”の空に感動したことを覚えている!!!


こっちにいる時、たま〜に夕方、空の群雲に太陽光が反射、空全体が”紫”一色に、ぼ〜んやり発光していた。今までに2,3回しか観た事が無い、かなりレアな色である!!!本当にこの"紫"空を見ると、幻想的な気分になり、感動してずっと空を見ていたものである。

しかしこれ、数分で終了して、一気に夕方の朱色に染まっていく…レアな上、短い。


とにかく、空はいいですねえ!!!あの色彩、あれは自然にしか表現できませんね!!!綺麗だ…

正体!?

このミイラの正体、どうやらやはり調べでは、

  1. 眼窩が深い
  2. 鼻が高い

とか、まあ学術的にも特徴があり、ヨーロッパ系?らしい。

インド・ヨーロッパ語族というのが昔、西にいて、他民族に追われて東に来た…とか何とか、らしい…。

にしても、あのミイラを見たときから、まさかな〜、と思っていたが、本当にそうだったとは・・・中国に白人の文明…


ああ、色々昔の人たちも大変だったんだなあ!

うむ。この砂漠の周辺には、何と貝やらが転がっていた!!!それに胡楊の木も転がっているし、そもそもその遺跡の文明の人もその木を活用していたことからも、はるか昔は、かなり水が豊富で潤っていたのだろう。草木もあり、また、農耕や牧畜も盛んだった・・・

番組中、そのイメージが描かれていたが、うむ。今では想像も出来ない、緑溢れるところだったんだろう。

始めの終わり

これが1月から4月までの、第1次発掘調査の一部の始終である。って、これ、第1次だったのか…

とりあえず、ここを更に調べることによって、もっと色んなことが判明するだろう。

地名

ああ、これはいつも思うのだが、中国とかそっち系の地名、新彊だかウルグイだか楼蘭だか、とにかく似たようなばっかだから、地図で示されてもすぐ忘れるし混同する!!!

予告

おお!明日の第2集、いつもより早い!!!23時15分ではなく、23時ぴったりに始まる!!!危険だ…

ということで、第2集も見よう!!!