クランプのサイン



クランプの絵がある店

 「ほの香」というおいしいことで有名らしいうどん屋に2005年にクランプさんが来たらしい。
 最初、最上の絵のようなクランプ絵群が何気に展示されているのを見て、何でこの店こんなにクランプびいきしてるのかわからなかったが、よく見ると真ん中及び最下の写真どおり、そのようでした。
 芸能人のサインよりもよっぽどこちらの方が某には興味あるが、一般人から見れば「クランプ?」なんだろうね。
 でだ。はい、最上の絵、某のつぼに入りました。衣装が燃える。最上の絵とは別の絵で一人気になるキャラもいましたが、この衣装はそれ以上にかっこよかったので、勿論店主さんの了承を得て、とってまいりました。
 が、うむ。小さくて全く何がなんだか粗すぎて不明ですね。これはしたり。rzまた機会があればもっと大画面で取るぞ。
 店主さんありがとうございまいた。大変コシが強すぎておいしかったです。ご馳走様でした。
 (携帯で撮ってたんですが、一般人レベルの高さに展示されていたため、低身長のせいで大大変苦労いたしました。rzこの低身長を改めて恨む。rz)

ポイント

 最上の絵、何が良かったかと言うと、まずその緻密さ。柴本閣下は最強なんだが、緻密でしたのでそこで圧倒されました。
 また、ヒロインの衣装。巨大な天使翼を髣髴とさせ、その幾層にも亘る重厚感。しっかり金で柄まで描き込まれ、まさに圧倒。ウエディングドレスという純白にして一般的にも非常に女性の憧れとなる、着用が一生に有るか無いかの希少事項に、一種の神聖感を感じ、それとこれもまた神聖な天使との組み合わせて、ビジュアル及び思想的により高度なものへと相乗効果を生み出している。素晴らしい。
 また、ヒーローの衣装。こちらは端がぼろいマントを羽織ってます。顔の一部・首周辺は何やらメタル属性の突起物でガチガチに覆われ、手指も突起状メタル属性の鎧で覆われ、冷たい印象を与えます。個人的にそれが大変かっこよかったのが最印象。衣装全体としてダーク&ブルーですね。しかしキャラがキャラだけに、邪悪とかそういう印象はないですね。また、これを漆黒一色に染め上げていたら、少しありきたりで面白くなかっただろうと。そこにあえて第2のメイン色として青を取り上げてるのが、カラフルで印象的に明るくなり、また男性色でもあるので、前者ヒロインとの対比が明確にもなる。
 背景は一面レンガ壁で赤幕が垂れてます。うむ。何故にレンガなのかが全くわからん。かと言って代替案があるわけでもないのでここでは特に言及するのは避ける。ただ、赤幕に関しては、いい雰囲気を醸し出してて、いいですね。赤幕、鮮血の色である。何か生物的神聖的禁忌的な印象を直感的無差別的に与え、見る者を圧倒する。白衣と赤幕が互いに良く映え、いいですね。
 ただ、茶色いレンガ壁に関して言えば、確かに真紅の薔薇を某先輩に上げたとき、花屋は赤と緑からなるそれに対し、茶色の包装紙で花を包み上げたのを覚えている。確かにこれは大変美しかった。そもそも真紅の花弁は、微細な毛を持っており、それが光の反射によって色が多少変わる、つまり、大変深みのある真紅である。どちらかと言うと、茶色・紫・黒色あたりをその紅蓮に内包している。故にその包装紙の色である茶色と密かに融合し、統一感が生まれ、見るものを落ち着かせ、魅了する。しかし棘の緑とは、比較的赤に近い茶色だけに、これは対抗する。しかしこれが映えるんだ。補色関係と言うのだろうか、それと関係あるのかは知らんが、良く合いますね。そもそも緑も茶色も、そう明るい色でもないので、渋さがうまく競合したかもしれない。または、茶色と言うのは地面で、つまりごく自然の状態、某等がもっとも良く見る配色状態だったので、ごく当たり前の配色として目に馴染んだかもしれない。とりあえずその辺は是非色彩検定を取ってみたと思う起源ですね。
 閑話休題、とりあえず茶緑の話はいいとして、茶色と赤幕は確かに融合されて良いと思うんだ。寧ろ左右微対称に赤幕を下げても良かったのかなとも思う次第。ただ、あくまで”微”対称で。フランスの国旗みたいですね。良く見ると。青白赤。まあ某ごときが言及するべきことでもないし、一般的にはやはり茶色レンガの方がメジャーで常識的な配色だったかもしれないので、この話は無かったことに。
 最初、まずヒーローの衣装が気になったが、しかしじっくり見ると、総合的にヒロインの方が気になった。そんな感じで、燃えた。魔の統帥者と慈母といった感じ。