議論、白熱。

・1限は法を考える。今日の司会者は国民保護法案についてとりあげた。彼(決して1回生ではない)は個人や企業にまで拘束力までつけて義務化しているのは多少、治安維持法みたいで、反対なのだそうだ。ここで、「戦時と平時は違う。いざとなったときのためにも重要だ」と言う人がいた。彼は元来より寡人が、理路整然としていて、意見もはっきり言うし、且つ内容も深い。即応能力も高い。法文の人なんだろうなあ、と尊敬しているのだが、全く以って同意見であり、つまり先の法律にも賛成なのだが、先生曰く個人の財産がどうのこうのとか言ってる場合じゃないと思う。個人を守るのではなく国家を守ると言うことになってしまう、のようなことも言った。!!!それでいいんじゃないのか?そもそも被侵略時、はなから無条件降伏すれば、国民は無事だ。戦争も起こらない。しかしそれでは国家の利権等が奪取され、国家の方が危険になる・・・、いや、待てよ。そもそもそんな行為をしてくる外国があるのだろうか・・・わざわざ国際世論の非難をごうごうに浴びるのは目に見えてるし、結局損するのは侵略国なような気がする。そうなるとじゃあ日本はそんなに武力攻撃に備えているが、実は実際問題として、無意味になってくる?そうこうしているうちに、なにやら自衛隊一般にまで議論が波及してきているようだった。個人的に自衛隊にいては、専守防衛を国家はうたっているが、それは必要不可欠と思う。まさにそれこそ必要最低限の戦力は是非要ると思う。且つ、国家防衛、専守防衛のためなら、局所的戦闘はやむをえないのではないかとも思う。と言うか、そうでないと、日本は誰が守れると言うのだろうか。警察?NHK?総理大臣??!なわけがない。何故か。相手が武力攻撃をかけてきた時、どれも無力だ。対抗しうるのは、つまり同等に戦力を有する自衛隊の他無い。必要最低限の戦力は持っていいと言うことは、必要最低限の戦闘はしてもいいということと同義ではないのだろうか。また、戦力を扱うとき、死者が出るのは必至。最近知ったのだが、何か、今自衛隊は例の場所に派遣され、復興援助をしているようだが、そこで武力組織に遭遇して、総合的に射殺以外に安全を確保できなくなったとき、射殺をしてしまったら、何と普通に刑事責任が発生するそうだ。あくまでも自衛隊は公務員で、普通の司法機関による手続きの課程を消化するのだそうだ。知ったとき、驚愕した。何てのん気なんだ、この国は!と思った。最後には憲法第九条を司会者が朗読して終わった。と言うより、まだ彼ら、先生、そして寡人ももっと議論したかったのだろうが、時間になり、あえなく終了となってしまった。時間超過は初めてであり、ここまで白熱したのも(少数だが…)初めてだ。軍事好きな寡人にとって、今日は、特に面白かった。まあ無知である寡人が、よくもまあここまで言っていいものなのか、と思いつつ、そんなこと言ったら先ずそもそもこの講義自体が成立しなくなってしまうので、まあいいかと思った。で、何故まあこう長々と述べてきたかと言うと、実は先の尊敬している人にはかなり反論的意見ばかりして、結局自分も本当は貴公に賛成意見なんです、と、講義中に発言できなかったことに由来する。ああ、順番が来るまでに反論的意見しすぎたかなにしても先生、200字30枚は辛過ぎます・・・。
・ああ、やはり1時間を要してしまった。反省。